クルマを購入する場所から、
時をゆっくり過ごす場所への転換を。

愛知トヨタ 昭和橋店/城北店リニューアル

愛知トヨタの課題

クルマを販売する際、最前線となるカーディーラーの店舗はお客さまにとってどのような存在なのか。来店の目的を調べてみると、購入する際の商談の場、修理や点検を依頼する場所など、「必要に迫られて行く場所」というのが事実。売る気満々の営業マンの視線やトークが苦手など、行きたくない場所の一つとして挙げられていることも分かりました。特に女性には。以前であれば、営業マンがクルマに関する情報源の役割も果たしていましたが、今はネットがその役割を肩代わり。さらに全ての店舗でトヨタ全車種が購入できるため、このままでは一店一店の存在価値が失われるという大きな課題がありました。

私たちがまず取り組んだのは、来店する目的の再設定でした。クルマを見に行き、商談することを第一の目的にするのではなく、心地よく時間を過ごすための場にすること。わかりやすく言えば、行きたくない場所から、用がなくても出かけ、時間を過ごしてみたくなる場所への転換です。
例えば、昭和橋店は全体をホテルのラウンジをイメージさせる空間に。ソファの座り心地にも妥協はしていません。コーヒーは缶やペットボトルではなく、焙煎した豆で煎れたものを用意。流れる音楽も上質なアンプ、スピーカーを導入して、それぞれの時間帯にふさわしいBGMを流しています。
また、城北店は近隣の志賀公園をモチーフに、ソファを公園のベンチとして設定。そこからクルマを眺めながら、営業担当と会話ができます。
こうしたリニューアルは、来店者数だけでなく販売台数にも直結し、昭和橋店は仮オープンまでに目標を達成。ふらっと立ち寄ったというご近所の方が、心地よくティータイムを楽しむ姿も見かけるようになっています。


昭和橋店
プロデューサー 所 新二
外装デザイン・内装デザイン・FF&E設計 丹羽 浩之
建築設計・監理 中日設計株式会社
建築施工 株式会社伊藤工務店
内装什器施工 株式会社名鉄百貨店建装事業部

城北店
プロデューサー 所 新二
外装デザイン・内装デザイン 鳥居 佳則
建築設計・監理 中日設計株式会社
建築施工 大和ハウス工業株式会社
内装什器施工 株式会社名鉄百貨店建装事業部